3きり運動 おいしく食べて生ごみ減らそう!
「3きり運動」は全国的な広がりを見せている生ごみ減量運動のひとつで、大分市でも「使いきり・食べきり・水きり」を市民に呼び掛けている。
1.使いきり
生ごみを出さないように食材を使いきる。食材の在庫チェック、使いきれない量の食材を買わない、野菜の皮や芯、へたも活用する、余った食材は冷蔵・冷凍保存するなどして食材のごみを出さない。食材をごみにするのはもったいない!
野菜の皮🔍▼ベジスープ(カレーやサラダ、野菜の煮物を作るときに出る野菜くずで)、きんぴら(大根・ジャガイモ・ニンジンなどの皮、野菜の芯、シイタケの石突で)、出汁(野菜くずで、ブイヨン、ベジブロスともいう)など。
2.食べきり
残飯を出さないように食べきる。食べきれる量だけ料理する、料理が残ってしまったら違う味付けなどしてリメイクするなどして残飯を出さない。料理を残飯にするのはもったいない!
リメイク🔍▼そうめん→お好み焼き、チヂミ、ピザ、焼きビーフン風など。肉じゃが→カレー、グラタン、ドリア、オムレツなど。カレー→ドリア、グラタン、ミートスパゲティなど。ミートスパゲティソース→チャーハン、チキンライスなど。肉じゃが、カレー、グラタン、ドリアなど→コロッケ、春巻きなど。
3.水きり
野菜の皮など生ごみになるものは初めからぬらさない。新聞紙の上で乾かす。水気を含んだ生ごみは最後にひとしぼり。
【賞味期限と消費期限】農林水産省によると、すべての加工食品には賞味期限または消費期限のどちらかの期限表示がある(一部の食品を除く)。
賞味期限は、おいしく食べることができる期限のことで、この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではない。3ヶ月を超えるものは年月で表示し、3ヶ月以内のものは年月日で表示されている。スナック菓子やカップ麺、缶詰などが対象。
消費期限は、期限を過ぎたら食べない方がよい期限のことで、年月日で表示されている。弁当やサンドイッチ、生めんなどが対象。
どちらも開封する前の期限表示なので、一度開封したら早めに食べましょう。
コンポスト容器・ボカシ容器
大分市では、市内居住者を対象に生ごみ処理容器 「コンポスト容器2個まで」もしくは「ボカシ容器1セット(2個)」を無料で貸し出している(他に条件がある)。コンポスト容器とは底がなく、投入した生ごみの水分を土に吸収させ、残ったものを地中の微生物によって発酵・分解し、たい肥化させるもの。ボカシ容器とは密閉式の容器で、生ごみを入れてはボカシ(米ぬか、もみ殻等に発酵菌を混和し、乾燥させたもの)を混ぜながら処理するもので、その処理した生ごみを地中に埋め込み、たい肥化させる。
また、段ボールコンポストセットの支給も実施している。比較的手軽にできる『生ごみ処理器』で、基材となる「ピートモス」「もみ殻くん炭」を段ボールに入れ、これに生ごみを投入し、微生物等の分解する力で堆肥化するもの。軒先やベランダに設置できるので集合住宅での使用にも向いている。
★11月13日(日)王子中学校で開催される「春日まつり」でコンポスト容器やボカシ容器の展示があります。