1月31日(金)西部公民館で開かれた王子西南町ふれあいサロンひばり(代表=木本武士さん)では「省エネ講座」があった。
効果的な省エネの話や省エネカルタ、省エネ川柳を通して楽しく省エネについて学んだ。クイズや図解で分かりやすく省エネに取り組むコツを教えてもらえる。この講座は九州電力(株)大分営業所省エネ快適ライフ推進グループが実施している。町内会や子ども会、サロンのほか、隣近所での集まりにも出前で講座を開くことが出来る。
またこの日は、甲斐英夫さんが戦争体験について話をした。甲斐さんは昭和6年生まれ。家が農家だったので馬を飼っていた。その馬が戦争で軍に徴発されることになった。連れて行かれる前の日、馬の好物を混ぜ込んだ饅頭を与えると、自分が連れて行かれるのが分かるのか、涙を流しておいしそうに食べた。人間ならば戦死したら知らせが来るが、馬はそのような知らせも来ない。農耕馬として生活をともにしてきたのに、戦地へと借り出され、どこに行ってどのように働き、いつ死んだのかもわからぬまま。軍の運搬用に働き、戦地では食料の代わりになることもあるという。