1月11日(土)安部孝幸さんの家で「御日待ち講」が行われた。近隣の5軒11名が寄り集まって昔のことから最近のことなどを語らいながら食事をし新年を祝った。
「御日待ち講」は、お日様=太陽が昇ってくるのを待つ行事。戦前は、一晩中「座前」と呼ばれる当番の家に大人たちが集まって、一緒に食事をしたり、百手(弓を引いて矢を射って五穀豊穣を占う。現在、明治の二目川などにつたわっている行事)をしたりして共に夜が明けるのを待ったという。現在では、御日待と御星祭の掛け軸を掲げ神前にお供え物を上げて神事を執り行い、江戸時代から伝わる御日待講の記録に参加者やお供え物、お料理、重大ニュースなどを書き留め、守り引き継がれている。