8月19日(月)春日町小学校(牧和志校長)で「安全見守りパトロール推進会議」が開かれた。「安全見守りパトロール」は大分市が取り組む「子どもの安全見守りボランティア活動支援事業」として平成17年度に発足し、春日校区の青少年健全育成協議会(是永正宏会長)、交通安全協会春日分会(小野恭郎分会長)、交通指導員(古庄英三さん、木本眞喜男さん)、東春日町自治委員(福田晃さん)、王子中町老人クラブ「これから会」(植木心一会長)、南生石東老人クラブ「南寿会」(下川末廣会長)、生石港町老人クラブ「港友会」(星野明宏会長)、南生石西老人クラブ「南西会」(高橋久夫会長)、民生委員児童委員連絡協議会(後藤ヱミ子会長)、スクールガード、ライフセービングクラブ、PTA、学校からなる。「子どもの安全見守りボランティア活動支援事業」の目的は、幼児・児童・生徒の安全な登下校を見守る体制の整備を展開することにある。現在春日町小学校で実施されている「安全見守りパトロール」として、教職員による方面児童会や一斉下校、登校指導、校外補導などの登下校安全指導、PTA主体による同伴登下校、地域のボランティアの方々による登下校時刻にあわせ各方面の安全パトロール、通学路の安全点検などが実施されている。また、「子ども連絡所」を地域の方にお願いして各家や店舗などに設置している。「子ども連絡所」は子どもが不審者に声をかけられたりして危険を感じたときに助けを求められる所としてステッカーなどで表示されており、子どもの安全を確保し安心させ、子どもの代わりに警察・保護者・学校に連絡を取る役割がある。他に、西部地区内の不審者に関わる情報などを共有し、安全パトロールに役立てている。今後の課題として次のようなことがあがった。
(1)「子ども連絡所」の協力者を募る。
・通学路にある保護者の家で協力できる方を募る。
・企業や団体の上部組織に働きかけ協力をお願いする。
・地域関係団体の会員に協力を募る。
(2)個別の見守り活動の拡大
・犬の散歩や買い物などを下校時刻に合わせて行うことで子どもが下校するときに周りに大人が多くいる状況を作る。
・見守りに協力してもらえる方にベストやたすき、表示板などの貸与できる体制作り。
◎見たら聞いたらすぐ110番!
・子どもから不審者の話を聞いたり、実際に不審者が子どもに声をかけているのを見たりしたら、その場ですぐに警察に連絡するようにしましょう。
・子どもに大したことがなかったから警察にまでは連絡しなくてもいいだろうと思わずに。