7月18日(木)春日町小学校(牧和志校長)で「ケータイ安全教室」が開かれた。参加したのは5、6年の児童。夏休みに入る前に、休みになると自由な時間が増え気持ちが緩み大切なものを見失いがちになるので、便利な道具の良さと気づかない落とし穴を知り役に立つお話を聞いた。お話は、NTTドコモ九州支社ケータイ教室インストラクターの高田あけみさん。ケータイは便利だが、使い方一つでトラブルの元にもなり、被害者にも加害者にもなる。歩きながら・自転車や自動車の運転をしながらなどの「ながら操作」やバスの中などの公共の場で大声で電話をする行為、店頭の雑誌の内容を勝手に撮影するなどの無断撮影、お店や公共の建物で勝手に充電する行為(盗電)などの周りに迷惑をかけるような使い方をしないこと。インターネットに書き込みをするとき、写真や名前、住所などの個人情報、時間や場所(行動パターンを推測されて住所などを特定されることもある)、人を傷つけるようなこと(冗談でも人を傷つけることもあり、名誉毀損や脅迫罪という罪になることもある)を書き込まないこと。匿名の書き込みをしたとしても、本人を特定できる仕組みになっている。メールでも他人を傷つけるような内容を書くと名誉毀損になる。他人を無断で撮影したり、他人の写真をメールやインターネットに載せると肖像権の侵害になる。インターネットで別人に「なりすまし」ていることもあるので、インターネットを通じて知り合った人と会わないようにする。ケータイでインターネットを利用する際は「フィルタリング」を必ず使うこと(18未満は義務)。また、ケータイを使用するにあたって、・食事中は使わない、・自分の部屋で使わない、・何かあったらすぐ相談するなどの「家族とのルール、約束」をまもること。これらの事を守って「楽しい夏休みを過ごしてください」といったお話があった。お話を聞いた後、ケータイの利用に関するパンフレットが配られ、お家でケータイの使い方について話をするように呼びかけがあった。