7月8日(月)南生石西公民館で行われた南生石西ゆうゆうサロン(代表=小手川健一さん)ではお口の健康教室が開かれた。講師は大分市長寿福祉課の高橋浩美さんと谷岡恵美子さん。「お口から始める健康づくり」として、お口の働きや生活不活発病、歯周病とからだの病気、誤嚥性肺炎、口腔衛生(歯磨きと入れ歯)のお話を聞き、健口体操などを指導してもらった。
お口の働きの中でも大切なことによく噛んで唾液を出すという働きがあるという話があった。。唾液を出すには噛む以外にもマッサージをしたり、梅干を見たり思い浮かべたりするだけで唾液が出てきたり(条件反射)、レモンや柑橘系の入浴剤を使用して入浴することで発汗と共に唾液を出す作用も促したりすることが出来る。
生活不活発病とは、「入れ歯の調子が悪い」「何でもない場所でつまずく」などのごく些細な心身の不調から始まり、栄養摂取量の低下、筋力の低下を招き、閉じこもりがちになり、歩行などの生活機能全般の低下し、転倒・骨折をきっかけに寝たきりになってしまうこと。これに早期に対処することで心身の機能を維持・向上させていくことが大切。
お話の間に、「リラックスタイム」があり、高橋さんとご友人の松平里美さんが作った「雨あがり」という曲にのせてパネルシアターが披露された。「雨あがり」という曲は歌を一緒に歌って、歌に合わせて手足を動かし、お口の体操にもなるように作られていて、曲調も楽しげで心も和みリラックスできた。