映画「綱引いちゃった」が、新年になってやっと地域で話題になっている。内容は女子綱引きで世界制覇を成し遂げた「大分コスモレディース」の活躍に着想を得て、大分市を舞台に製作された「人情喜劇のコメディー」作品。大分市役所広報課西川千晶(井上真央主演女優)の活躍には拍手を送るが、そこに登場する市長にまた笑が起きる。市長に扮する役者は風間杜夫だが、その仕草、立ち居振る舞いが釘宮市長にそっくりとの評判。髪型、眼鏡をかけた顔、体型、横から見ると身近な人でも間違えるほど似ている。撮影中に秘書課の人も思わず市長、と声掛けそうになったとのエピソードの伝聞まである?釘宮市長自身は、「綱引いちゃった」は大分市の宣伝に大いになっているが、映画を見た市長夫人にまでも、貴方は役所であんな態度ですかと言われ、市長のイメージが悪く、少々複雑な気持ちだと苦笑されていると聞く。市長のイメージが悪いとはとんでもない。映画を見た人達は風間杜夫の市長役演技の巧さに歓喜されている。釘宮市長自身が出演されても良かったのではないかとの声まである。市長に対する親しみが一段と増したのでは? (立井大楠)