11月18日(日)にじが丘自主防災会(会長=江崎忠男自治会長)は防災訓練を実施した。今回は、町内の役員、組長による課題解決型少人数グループワーク。課題は、地震発生後ひとまず避難場所に辿り着いた者が、余震が断続的に起こる中、町内で身動きがとれずにいる方をどのように救助するかというもの。災害発生後の人命救助の段階に、自分の身は自分で守る「自助」、家族や隣近所でお互いを助け合う「共助」、消防や自衛隊などによる救助、自治体や国による支援などの「公助」がある。今回の課題では、他に被害が甚大な箇所があることと主要道路が寸断されていることから早急な「公助」は得られないので、速やかな「共助」が求められる。身動きがとれずにいる方を救助するために活発にいろいろな意見が出された。また、課題に答えていく中で、大きな家具のある部屋で寝ない、家具の転倒防止器具を設置する、お隣ご近所づきあいなど、平素からできる「自助」「共助」のあり方も見えてきた。