9月16日(金)八幡地区自治会連絡協議会(佐藤勝会長)は釘宮磐大分市長に「猪による農作物の被害対策について」の要望書を大分市商工農政部農林水産課で提出した。
同部では、猪による農作物の被害について捕獲や防護柵の補助などの対策を講じてきた。しかしながら、近年特に八幡地区では猪が異常に繁殖して農作物の被害が拡大している。また、昼の夜も関係なく、八幡地区の大通りである県道696号線にまで出没し、地域住民特に子どもに対しての人的被害も懸念されることから、同地区自治委員連絡協議会は猪の駆除について、現状の調査、有効な対策を講ずるよう大分市に要望書を提出した。
大分市は平成22年まで、八幡地区では、猟期期間外に有害鳥獣駆除として猟友会に猪等の駆除を依頼していた。平成23年からは猟友会会員以外の者でも猟期期間内にわな設置許可を取得した者であればわなを仕掛け猪等を駆除できるようにした。しかし、猪をわなにより捕獲しても処理が簡単ではないことから、この方法は同地区では浸透していない。