多事戯論 『西の台かけ橋』平成22年12月号♪
「西の台小」でも
先日、後藤惣一先生を代表とする「おおいた語り部の会」が
主催する「2010年・国民読書年〝お話しいっぱい 大分の集い〟」が
2日間にわたって開催された。
1日目は研修、2日目は6小学校(西の台小学校も対象)に
「紙芝居、読み聞かせ、語り部」など
分散派遣して賑やかな交流があった。
このなかで一際ユニークだったのが、
「吉四六さん」の絵説き語り部であった。
吉四六さんの語りといえば、
これまで〝しゃべり〟だけが普通であるが、
ここでは一部「絵」を示しながら語る独特の手法を採用している。
なぜ「絵」を取り入れているのか、
聞くところによると
「方言」を使うので、
子供たちに理解されにくい部分があるので、
「絵」で解説しているとのこと。
紙芝居と語りを兼ねたような語りの手法は、
「〝吉四六さん〟創作絵説き語り部」として、
話材の親しみやすさもあってか
現代っ子には受けがいいようだ。
子供たちばかりではない、
地域の福祉施設や老人クラブ等にも
度々出演されているようだ。
今、大分合同新聞でも〝おおいた遺産〟シリーズで
「吉四六さんを大分人が愛する人物」として宣伝している。
このせちがらい世の中、
とんち、笑い話で共に笑い合うことの意味は大きい。
(隈田 伸)
2010年12月号