塾長のひとりごと 『春日かけ橋』7月号♪
〈第5回〉 スポーツも勉強も同じ!
テニスや野球の部活に入っている子どもは
「上手くなって試合に出たい」
「レギュラーになりたい」と思っていることでしょう。
毎日毎日、地道な練習の繰り返し、
監督やコーチに怒鳴られながらも歯を食いしばって耐える。
それを本人も保護者も当然のことだと受け止めているはずです。
「あのう、
子どもがテニスが嫌いになるといけないので、
ほどほどにお願いします!」
なんて監督に言いますか?
松岡修造さんに言おうものなら熱血指導が入りますよ。
勉強も同じはずです。
塾に入るのは成績を上げたいからですよね。
でも必ずいらっしゃるんですよね。
「子どもが勉強を嫌いになるといけないので、
楽しくお勉強の習慣が付くようにお願いします」
っていうお母様が!
小学校低学年なら気持ちは分からないではありませんが、
それでは中学生になりちょっと宿題がきつくなったり、
難しい問題になるとすぐにへこたれてしまいます。
だってお母様が日頃から
「嫌いになるほど無理しなくていいよ」
って言っているのと同じですから。
勉強はスポーツと違って
『その時』が来たら急にやる気になって、
成績もアップするという
甘い幻想を持っている保護者の方がいますが、
はっきり言って、
普段サボっていては『その時』は来ません。
多少きつくても、毎日日課にするべきものは、
必ず何があってもさせるようにしましょう。
教科書レベルの基礎こそが大事です。
学習塾エミール 塾長 勝田(☎538―6866)